2007年10月9日火曜日

みずほ 次期首脳人事に異変:日刊ゲンダイ引用

【ビジネス&企業News】

2007年10月3日 掲載
みずほ 次期首脳人事に異変

有力候補だった副頭取が急きょ重要担当を外された!

 みずほフィナンシャルグループ(FG)で、またひと騒動——。対外的な発表
を一切伏せたまま、10月1日付で、ある"電撃的"な役員人事が断行されたの
だ。
 次期経営トップの一翼を担うと目されていたみずほ銀行(BK)の野中隆史副
頭取(旧富士銀出身)が、重要担当業務である「大口融資審査統括」の肩書を急
きょ剥奪され、小崎哲資副頭取(旧興銀出身)に禅譲させられたのである。
 伏線となったのは、野中副頭取の下でBKが手掛けたとされる、グッドウィル
・グループとABCマート向けの計1100億円超にのぼる巨額融資。グッドウ
ィル向けの883億円は人材派遣大手、クリスタル買収資金に、そしてABCマ
ート向けの265億円はTBS株の取得資金として使われたとされるが、いずれ
もそのウラで不透明なウワサがくすぶる。
 これに噛み付いたのが、旧興銀出身でみずほコーポレート銀行(CB)の斎藤
宏頭取。「BKの融資審査は甘過ぎる」として、責任追及のノロシを上げ、前田
晃伸FG社長(旧富士出身)に強く善処を迫ったことが、どうやら今回の"更迭
劇"の真相と深層らしい。
 TBSはCBの大口取引先。このため斎藤頭取は、ABCマートの株取得資金
融資に関し、TBS首脳陣からの非難を一身に浴びる形となり、「とりわけイラ
イラを募らせていた」(CB幹部)とされる。その上ここにきて、BKが証券化
を行いCB傘下のみずほ証券に販売させた社債担保証券881億円に債務不履行
の懸念が急浮上。「『日本のサブプライム問題だ』として、投資家からの苦情が
CBに殺到していることも、斎藤頭取の逆鱗(げきりん)に触れた」(前出のC
B幹部)ようだ。
 前田社長の信望がきわめて厚いとされる野中氏。それに一泡吹かすことができ
れば、グループ内における自らの権力基盤がより盤石になる——斎藤氏からすれ
ば、こんな打算も働いたか。
 斎藤頭取を担ぐCB幹部の間では「今回の件で、グループ内における野中氏の
評価は3ノッチ(=段階)は下がったハズ」と"凱歌"の声しきり。次期首脳人
事が混沌としてきたことだけは確かだ。

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