2008年03月21日11時44分
福岡市東区の路上で昨年8月、男性会社員が硫酸をかけられて重いやけどを負
った事件で、傷害罪に問われた福岡県中間市桜台1丁目、無職大原千浪被告(3
6)に対する論告求刑公判が21日、福岡地裁(大庭和久裁判官)であった。検
察側は「インターネットを介して、自ら手を汚すことなく元交際相手に復讐(ふ
くしゅう)を遂げた狡猾(こうかつ)な犯行。一方的に怒りを募らせた動機に酌
量の余地はない」と述べ、懲役4年を求刑した。
弁護側は「被告は罪を認め、被害者とも示談が成立している」として執行猶予
付きの判決を求めて結審した。判決は4月25日に言い渡される。
論告などによると、大原被告は交際していた男性から別れ話を切り出されたこ
とを恨み、06年3月ごろ、インターネットの復讐サイトを通じて住所不定、無
職四十物谷(あいものや)久志被告(50)=同罪で公判中=に復讐を依頼。男
性に薬品をかけることを提案し、四十物谷被告が07年8月9日午後10時15
分ごろ、福岡市東区で、歩いて帰宅中の男性の顔に硫酸をかけて重いやけどを負
わせたとされる。
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