独身の青年実業家を装い、結婚を約束して交際していた飲食店経営の女性（２
７）から現金を詐取したとして、大阪府警西署は２８日までに、詐欺容疑で大阪
市西区、無職の男（３８）を逮捕した。
「借金返済や生活費に使った」と供述。妻子も青年実業家だと信じていたとい
う。
調べでは、男は「タイ料理店や会社を経営している」と自称し、昨年春から女
性と交際。「借金の返済が必要」と偽り、昨年５月に女性から現金５０万円をだ
まし取った疑い。
ほかにも「スイスの銀行に口座を開設する資金が必要」などのうそで、計６回
、計約６５０万円を詐取したとみられ、西署が余罪を追及する。
「母親が入院している」との男のうそを信じた女性が、見舞いに行こうと病院
に電話し、事実が発覚した。
男は、以前にも結婚詐欺で有罪判決を受けたことがあるという。
ZAKZAK 2008/01/29
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