男が考えているほど、女の性は軽くはない−。法廷でのやりとりを聞いていて
、改めてそう感じた。
強姦(ごうかん)罪に問われた元会社員の男(37)の初公判が11日に東京
地裁(小坂敏幸裁判長)で開かれた。被告は起訴事実を認めたものの、女性検察
官が「女性が嫌がっていることが分からなかったのですか」と質問しても、「何
も言わなかったので」「抵抗する様子がなかったので」と、まるで被害者が同意
していたかのような供述を繰り返した。
検察側冒頭陳述によると、被告は今年6月、常連だったキャバクラで働いてい
た女性(22)と飲食した際、「おまえだけに言ったことが他の人に伝わってい
る。おれを侮辱した」などといって口論になった。さらに「ヤクザとつながりが
ある。侮辱罪で訴えられるのがいいか、一晩一緒に寝てチャラにするのがいいか
」などと脅迫して東京都墨田区のホテルへ連れて行き、暴行した。
「頼めば何とかなると思った」。被告は法廷で、こう供述した。
犯行当日、被害女性は「逃げ出せず、言葉さえ発することに窮していた」(冒
頭陳述)のだ。女性検察官が法廷で読み上げた被害女性の調書によると、女性は
心身に変調をきたし、「今でもあのときのことは話したくもないし、聞きたくも
ない。一生、刑務所にいてほしい」と、厳罰を望んでいる。被告の父親は女性に
示談を申し出たが、女性はきっぱりと断っている。
検察側は「素朴で良心的な若い女性を脅迫によって欲のはけ口とした。動機に
情状の余地はない」として、懲役4年を求刑した。判決公判は10月16日。女
性の心までむしばんだ卑劣な犯行に対する判決が注目される。
(西尾美穂子)
(2007/09/12 09:10)
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