08/07 21:20
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■「死んでも関係ない」「役に立たない」…都内の4件も
「ごみ掃除をする」と、東京都北区の公園のベンチで寝ていた男性にライター
用オイルを使って火を付け、大やけどさせたとして、警視庁少年事件課は殺人未
遂の疑いで、いずれも同区に住むタイル工や私立高校1年生ら15〜17歳の少
年5人を逮捕した。公園で暮らすホームレス2人を狙った4件の襲撃も認めてお
り、ホームレスと勘違いし、男性を襲った。「ホームレスはごみ。いじめると追
いかけてくるのが面白い」と話している。
調べでは、5人は5月13日夜、区立赤羽公園で、酒に酔ってベンチで寝てい
た清掃作業員の男性(52)の腹の上に、オイル約90ミリリットルを入れたポ
リ袋を置き、ライターで火を付けた疑い。男性は火だるまになり、噴水に飛び込
んで一命を取り留めた。全身の3割をやけどし皮膚の移植手術を受け、現在も入
院中。近くに自宅があったが、家庭の事情で家出し、たまたま公園で寝ていたと
ころを襲われた。
5人は同月11、12日に同じ公園で暮らす女性(59)の寝袋に火を付けた
り、顔にたばこの火を押しつけた。12、13日には別の地下道で暮らす男性(
52)に一升瓶を投げつけたり、段ボールに火を付けていた。
◇
「助けて!」。夜の公園に絶叫が響いた。別のベンチで寝ていたホームレスの
男性(45)は、左半身が燃え、頭から火柱を上げる男性の姿を目の当たりにし
た。「ゲーム感覚なんだろうが、歯止めがない。あれでは死んでしまう。怖すぎ
る」と声を震わす。
逮捕された5人が意気投合し、ホームレスへの攻撃を過激化させていったのは
今年4月に入ってから。主犯格のタイル工の少年は、ホームレスを「乞食(こじ
き)」と表現する。
「乞食は人間として最低。イヌ、ネコと同じ。世の中の役に立っていない」「
公園で寝ているだけで汚いし、街に迷惑をかけている。死ぬのを待っているだけ
だ。生きても死んでも気にならない」
年上のタイル工は他の4人にこう吹き込んでいた。
他の4人は中学時代の同級生。ホームレスに花火を向けるなどの経験があった
が、タイル工に影響され、襲撃をエスカレートさせていった。「いじめた乞食に
追いかけられるスリルがたまらない」と高1男子は供述している。
タイル工は母親が死去した後、中1時代からネコやカメをマンションから投げ
落としたり、オイルを掛けて火を付ける動物虐待を繰り返していた。他の4人は
ごく普通の家庭の子供たち。深夜徘徊(はいかい)を重ねていたが、特に大きな
問題を起こしたことはなかった。
「殺せ」「燃やせ」。今年6月には、東洋大の女子大生らがホームレスの男性
が過ごす段ボール箱にサラダ油をかけ、火をつけて逮捕された。社会的弱者への
襲撃は、非行少年による犯行にとどまらない。
ノンフィクションライターの藤井誠二氏は「社会から排除された者がより弱い
相手を攻撃する昭和60年以降のホームレス襲撃とは違う」と指摘する。「鬱屈
(うっくつ)した思いに気付いてほしいというより『働かない者は社会の邪魔で
、どうなってもいい』と"誤った正義感"がある。勝ち組負け組に二極化する風
潮も反映しているのではないか」
厚生労働省の1月の調査では、ホームレスは全国に1万8500人。高齢化と
長期化傾向にあり、事件化に至らないまでも、各地でホームレスへの襲撃は問題
化している。臨床心理士の矢幡洋氏は「格差社会の中、異質で弱い存在に見える
ホームレスをさげすむことで、不安定な自分をより上位に感じようとしている」
とみる。
タイル工は今もこう言い張っているという。
「乞食でない被害者には悪いことをしたが、乞食なら死んでも関係ない」
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