世界最長老監督が撮った「夜顔」の味は官能的に美味と評判。「昼顔」と見比べ
たい
貞淑な上流階級の人妻が昼間だけ高級コールガールとなって快楽に身を委ねる
−。1967年に公開された映画「昼顔」=写真左=は、センセーショナルなス
トーリーと、仏女優カトリーヌ・ドヌーブ(64)の官能演技でベネチア国際映
画祭の金獅子賞を得た名作だ。ドヌーブのエロチックなランジェリー姿にドキド
キした諸兄も多いはず。それから38年後の世界を描いた続編「夜顔」が、日本
で公開されることになった。
38年前、コールガールになった彼女の秘密に迫るいわば"アンサームービー
"で、99歳、映画監督として世界最高齢のマノエル・ド・オリヴェイラ監督が
手がけた。「昼顔」と縁の深い同映画祭で昨年初公開され、仏メディアから大絶
賛を受けた。
パリを舞台に、今は未亡人となった人妻セブリーヌを偶然見かけたアンリが、
過去の真実を打ち明けたいからと、無理やりディナーの約束を取り付ける。アン
リはセブリーヌの夫の親友で、セブリーヌをコールガールの道にいざなった張本
人。レストランで交わされる2人の会話シーンが、この映画の真骨頂だ。「昼顔
」でドヌーブが演じたセブリーヌを別の女優が演じているのが惜しいが、アンリ
は同じミシェル・ピコリが演じていて、双方の世界を橋渡しする。
「こんなにゾクゾクする大人向けの官能映画は久しぶり」と、映画評論家の北
川れい子さんは絶賛。「視覚的にエロチックなシーンはないですが、大人が1つ
や2つは持っている、アノコトにまつわる秘密ごとを、お互い、はっきりと問い
に答えず、会話で探りあう展開が見事。それが長回しのワンシーン。監督も俳優
も超ベテランだからできる技」という。そして、「『昼顔』のストーリーさえ分
かっていれば、男女のかけひきの妙が味わえる。このエロス、ガキには分からな
いでしょうけど」とも。
オリヴェイラ監督が、「昼顔」のルイス・ブニュエル監督(故人)にオマージ
ュとして捧げたという、映画作家同士の絆を感じさせる1本でもある。
12月15日、東京・銀座テアトルシネマを皮切りに順次、全国公開。22日
から1月4日まで「昼顔」もリバイバル上映される。
ZAKZAK 2007/11/28
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New Design Yahoo! JAPAN 2008/01/01
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